難題

今日はある会社へ「仕事体験セミナー」みたいなものへいく。


かなり志望度が高いので張り切って行くと、最初からグループ分けが

されていて、最前列だった。目の前で人事の方が司会をされている上、

自分のグループの担当は人事部長の方みたいだった。


それは置いといて今日感じたのは「グループワークの難しさ。」

今日は9人1組だったから最高に難しかった。たぶんこれはわざと企業

側もやってるんじゃないかと終わった後に思った。


基本的にグループワークは「チームワーク」をいかに体現して一つの答え

を出せるかが一番大事だと個人的には思っている。多いなら尚更で、個人

の意見を尊重しつつ、課題に向かっていけたら最高だと思う。


しかし今日のグループワークは最低だった。

自分と向かい側の女の子以外は「チーム」ってものを尊重する気は毛頭なく

常に相手の意見に対して「でも〜」、「ただね〜」とか話に反論してはっき

り言ってバラバラだった。一番空気を悪くしてたのはほとんどが話の途中に

横槍が入ってたこと。まぁ学歴は聞いてないけどみんなが主観重視、プライド

のぶつかり合いであった。


最初の問題も、自分と向かい側の人が客観的要素を根拠に答えを論理的

に主張した(これが正解だった)のにもかかわらず、多数決(これは仕

方ないけど)で負け、結局不正解になってしまった。


次の問題も先に軸、幹を決めるのが鉄則なのにDetailというか枝になぜ

か拘り、話は完全に平行線になっていった。


人事の人がきて座っていても、その様相は変わりそうにもなかった。


そんな場面の時、自分にできること、メモをとり(誰もとっていなかったので)

彼らの主張をまとめつつ、最小限の言葉でディープインパクトを与え、方向性

を修正する。コンサル受けたり、マネジメントの本を読み漁ったうえでの自分

なりの打開策だった。そこで自分はフリートーク気味の中挙手をし、、、


①ブレストを薦める(要は一旦、相手の意見を否定しないルールづけ)

②メンバーの意見をひとまず最後まで聞くこと
(どんな意見であれ、話を途中で切られ、なおかつ否定されることは気持ちの
 いいことではなく、チームにとってはマイナスでしかないと考えるから)

③とりあえず大筋の幹を作ること


を言葉を選んで言ってみた。もちろん一気にじゃなく断続的に。

でもその話の節々で切られることとなった。三回目はさすがにキレそうになっ

たが、我慢して笑顔を作りながら下を向こうとしたら、人事の人と目が合った。

なんとなくこの苦しみを理解してくれているように頷いてくれた。


なんとなくだけどこのセミナーは選考が少なからず含まれている気がした。

だからなのか否か、みんな自分のことで必死だった。


でも自分はそれは違うと思う。ここでみんなでいい答えを導いて全員通過

すればいいんじゃないかと思う。大体最終選考がグループ系の面接なんて

ありえないわけだし。


向かい側のグループの楽しそうな声がなんだか羨ましかった。。


正直今回は打開策を見つけることができず終了。


グループへの人事の方のフィードバックは「個人個人が必死に考えてて良

かったんじゃないだろうか。」って。


チーム重視の自分の考えは甘いのだろうか?正直分からないが残ったのは

失望感と自分に対する無力感だけ。う〜〜〜〜〜


大前さんとドラッカーの本読んで、少し考える。。。


実戦!問題解決法

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