正義は勝つ - o9-dinhoの日記

今日は昼前から選挙に備えて横浜の実家に帰りました。

１時から高校野球の神奈川大会の決勝があったのでそれを見届けて

から行くことにした。

神奈川県の高校野球熱は凄まじいものがある。

ここの高校野球ファンは傲慢だけどうちの県が日本一レベルが高い

と思ってる人ばかりだし、それに関連して準々決勝あたりから横浜

スタジアムが満員になるほどの盛り上がりを見せるのである。

確かに全国最多の１９４校が参加するうえ、横浜高校、東海大相模、

桐光学園、桐蔭学園など強豪校をあげたらキリがない。代表校を４

校にしても恥ずかしくない結果を残すだろう。

なんてとんでもない県で野球をやってたから公立高校の自分には甲

子園なんて夢のまた夢だった。

まぁ強豪校に行って甲子園に行ったとしてもいいとこスタンド応援

だったろうから後悔はないけれど。

今年の大会は昨日の横浜対東海大相模の３ラン振り逃げが話題にな

たりと例年通り盛り上がっているようだ。個人的に横浜が負けたの

が残念だったけど。

この試合はまさにドラマだった。地力は東海大相模のほうが少し上

だったけど、ある一つの「プレー」から流れが変わった。

ある回の東海大相模の攻撃、、本塁でのクロスプレーで相模のランナ

ーが明らかな故意（野球をやっている人なら分かる）のスパイクをか

ました。それにより桐光の捕手は太腿を負傷し、交代。その衝撃はユ

ニフォームが裂けるほどだし、体重も乗ってたから相当のものだった

だろう。

でもそこから流れが変わって桐光打線が爆発、一気に同点に持ち込み

回は終盤へ‥‥。８−８で迎えた９回、負傷で交代したバッターが決

勝タイムリーを放ち１０−８と勝ち越す。

その裏相模もチャンスを迎えるもファーストライナーからダブルプレー

で試合終了。奇しくも最後のバッターはスパイクをかました選手だった。

説明できないけど野球ってこんなもの。ほんと奥が深い。

あのスパイクで少し高校野球を思い出した。

山梨の強豪、東海大甲府戦でのこと最初の２打席で２安打していた自分

に腹が立っていたのか３打席目に足（スネ！！）に死球を食らった。ま

ぁ明らかにわざとだった。帽子を取りながらヘラヘラしていた投手の顔

は忘れまい。

そっれで終わればよかったのだが、その直後の守りの時に明らかにアウ

トの三盗でその死球を食らった右足に思いっきりスパイクを食らった。

ひ弱な自分は即交代、病院送りにさせられました。

盗塁の時３塁コーチャーが「右、右」と指示していたのが聞こえていた

ので、強豪校はこんなことするんだなと少し感心したのをよく覚えてい

る。自分ごときの選手にこんなことしなくてもいいのにと今でも思いま

す。